プログラマは、システムやソフトウェアを、プログラミング言語を使って開発する仕事をしている人です。一口にプログラマといっても、Webやアプリケーション開発、ゲームや組込系、汎用系など様々な分野に分かれ、使用するプログラミング言語が異なる場合もあります。
プログラマに求められるスキルですが、まずプログラミングの能力でしょう。開発に必要な言語を身につけている必要があります。
さらに、ハードウェアやソフトウェアについての知識があると、プログラムの動きを理解でき、トラブルシューティングにも役立ちます。物事を順序だてて考える論理的思考も大事になることでしょう。
加えて数学や物理の知識があると良いようです。例えば、ゲームを作る場合には、本物の動きを再現するのに力学的な計算が必要です。
また、会計ソフトの開発では、複雑な計算処理が求められる場合があります。プログラマは一人でコツコツと仕事をしているイメージが強いですが、開発の現場ではいろいろな人が集まって仕事をしているので、コミュニケーション能力も求められます。
実務経験があるに越したことはありませんが、未経験者をプログラマとして幅広く募集している実情を見ても、経験が問われないケースが多いといえます。仕事をしながら無理なくスキルアップできるように、開発に必要な言語を習得して、小さくてもいいので一つのプログラムを完成させる力をつけたり、システムやネットワークなどの幅広い知識を身につけておくと良いでしょう。また、納期を守るなど、基本的な社会人スキルを身につけておきたいものです。